技術情報TECHNOLOGY

17DD  ツガワの粉体塗装

◆管理区分【 塗装 】 管理番号 TNG-08-59001
<技術・製品名>
ツガワの粉体塗装
発行日 平成21年 4月 22日
発行部門 花巻コーティングセンター
概要
ツガワの粉体塗装は従来の粉体塗装に比べ薄めに仕上げることも可能
従来の粉体塗料は、塗料粒径が40μm前後であるために塗膜が厚くなる傾向がありました。
一度塗りでも60~80μm以上ついてしまい組立品のネジ固の原因にもなりやすく、寸法精度のシビアな製品には不向きでした。
ツガワの粉体塗装は、粉径25μmの粒子の微粒子タイプであるために40~60μmの塗装膜厚を実現でき、静電塗装での付き回性を活かして筐体に組んだ状態での自動塗装も可能です。
また、粉体塗装は、希釈剤を一切使わないことからVOCの排出量がほとんど無く環境に優しい塗料です。
従来工法
新工法

静電塗装は以前から行っておりましたが、手吹きのため粒径の大きさと相まって厚膜傾向にありました。
場合によっては80~100μmと膜厚が厚めになってしまいます。
それによる次工程での影響はそれを回避するためのマスキングなどの工数量などの品質やコストへの影響がでてしまっていました。

花巻コーティングセンターにおける粉体塗装は自動機を利用して生産性を格段に向上させると共に塗料回収システムにより粉体塗料の有効使用量(塗着効率)を極限までに高めることで塗料の無駄を無くしコストを低めに設定することもできる塗料を用意しています。(当社指定色)
また、微粒子タイプ(粒径25μm)の塗料の採用により薄膜にすることができます。
電着塗装と組み合わせることで板金端面のパリ部分の保護もでき、エッジ部分に起きやすいスケが起こりません。
そのために塗装品などの端面に見られる錆の発生を抑えることができます。
特に屋外の製品や海岸地域の設置などに効果を発揮します。
粉体塗装は静電塗装であり溶剤に比べ塗着効果や回り込みに有利な塗装として知られています。
花巻コーティングセンターのラインは大物塗装が可能ですので半完成の筐体などをライン上で塗装することが可能となり生産性の向上に大きな期待ができます。
リコート性も良く環境にも優しい塗料です。

運用可能な部品(例)
屋外製品(使用環境により耐食性や耐候性に違いが出ます)
その他、特記事項
 

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